Xプラットフォームには、望まない単語やフレーズが含まれた投稿をタイムラインから隠す機能が備わっています。
この機能を利用して特定のアカウントやメッセージをブロックできる一方で、設定したフィルターをすり抜けてしまうケースがあります。
これにどう対処すればいいのでしょうか?
フィルタリング漏れの主な原因とは
Xプラットフォームには、望まない単語やフレーズが含まれた投稿をタイムラインから隠す機能があります。
しかし、設定したフィルターをすり抜けてしまうケースが存在します。
以下に主な原因と対策をまとめました。
原因 | 具体例 | 対処法 |
---|---|---|
文字の表記揺れ |
|
異なる表記パターンを全て追加 例:「いちご」「イチゴ」「STRAWBERRY」「Strawberry」 |
複数語の組み合わせ |
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派生語も全てミュート対象に追加 例:「旅行者」「旅行中」「旅行先」 |
フィルターの適用範囲 |
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検索ワードや利用方法を調整 例:トレンド表示を避ける・検索語を変える |
外部リンクからの引用 |
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リンク元のアカウントをミュート、 または引用先のテキストを非表示 |
設定ミス |
|
「すべてのアカウント」に設定を見直す |
システムの更新遅延 |
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少し時間をおいてから再度確認 アプリを再起動、ログアウト→ログインを試す |
Xのミュート機能が機能しない理由
以下では、ミュート設定の不具合と対策を分かりやすく箇条書きにしています。
1. 表記ゆれによるミュート漏れ
- 様々な表記バリエーションを事前にリストアップし、すべてをミュート設定に追加
- 例:「いちご」「イチゴ」「Strawberry」「STRAWBERRY」
- ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字を網羅
2. 複合語やフレーズの問題
「旅行」以外にも「旅行者」「旅行中」「旅行先」などをミュート対象に入れることで、複合語を含む投稿も除外できます。
3. ミュート機能の適用外問題
- 検索結果やトレンドセクションではミュートが効かない
- 検索ワードを変更・トレンドの利用を控えるなどの工夫が必要
4. 外部リンクのフィルタリング漏れ
- YouTubeやInstagramなど外部サービスのリンクがミュート対象外になるケース
- リンク元のアカウントをブロック・ミュートする方法も検討
5. 設定ミスによるフィルタリング漏れ
- ミュート設定の適用対象を「すべてのアカウント」に変更する
- 定期的に設定見直しを行う
6. 更新遅延によるフィルタリング漏れ
- ミュート設定が反映されるまで時間が必要
- アプリ再起動やログアウト→ログインで対処
X(旧Twitter)でのミュート機能の設定と活用法
X(旧Twitter)のミュート機能を活用すると、望まないキーワード、ユーザー、ハッシュタグを含む投稿を非表示にし、ストレスのないソーシャルメディア体験が可能です。
ミュート機能の種類
- キーワードミュート
特定の単語やフレーズを含む投稿をタイムラインから隠す - アカウントミュート
特定のユーザーの投稿を非表示にする
キーワードミュートの設定方法
- アプリ起動
X(旧Twitter)を開き、プロフィールアイコン → 「設定とプライバシー」 → 「プライバシーと安全」 → 「ミュートとブロック」 → 「ミュートするキーワード」 - キーワードの追加
「追加する」ボタン(ブラウザ版は「+」)をクリックし、ミュートしたいキーワードを入力 - ミュートの詳細設定
- ミュート期間:「再度オンにするまで」「24時間」「7日間」「30日間」
- ミュート対象:「ホームタイムライン」「通知」
- アカウント設定:「すべてのアカウント」 or 「フォローしていないアカウント」
- 設定の保存:全て完了したら「保存」ボタンを押す
アカウントをミュートする方法
- 対象アカウントのプロフィールページへアクセス
- 画面上部の「・・・」メニューをクリック
- 「ミュート」オプションを選択し、確定
ミュート設定の確認と解除
- 設定済みのミュートキーワードやアカウントは、「設定とプライバシー」 → 「プライバシーと安全」 → 「ミュートとブロック」から確認
- 解除したい場合は対象のキーワードやアカウントを選んで「ミュートを解除」をクリック
ミュート機能の使用上の注意点
- 適用範囲
タイムライン・通知には有効だが、検索結果・トレンドには反映されない - 外部サービスのコンテンツはミュート対象外
YouTubeやInstagramのリンクなど
まとめ
X(旧Twitter)のミュート機能は、望まないキーワードやフレーズ、特定のアカウントからの投稿をタイムラインから非表示にできる便利なツールです。
しかし、表記ゆれや複合語、システムの遅延、外部リンクなどの要因でうまく機能しない場合があります。
これらを解決するために、以下のような対処法を実行することで、X(旧Twitter)をより快適に利用できます。
- 異なる表記パターンをすべてミュートリストに追加
- ミュート期間・対象を適切に設定
- 設定の反映時間に注意し、アプリ再起動やログインし直しを試す
- 定期的に設定を確認し、設定ミスを防ぐ