大阪・関西万博では、会期中何度でも入場できる「通期パス」が販売されています。
その通期パスをお得に購入できる 「割引コード」 が存在するのをご存知でしょうか?
これは2025年4月・5月に万博を訪れた人限定の特典で、所定の方法でもらえる特別なプロモーションコードです。
この割引コードを使えば、通常30,000円の大人用通期パスが24,000円で購入できるなど、最大6,000円割引になるため大変お得です。
本記事では、この通期パス割引コードのもらい方から使い方、もらい忘れた場合の対処法、譲渡・転売の可否、さらには通期パスの元を取るための回数シミュレーションや一番お得に買う方法、購入~利用までの手順、よくある質問まで、公式情報に基づいて徹底解説します。
万博を思いきり楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
大阪・関西万博の通期パス割引コードとは?
「通期パス割引コード」とは、大阪・関西万博の通期パス(会期全期間有効の年間パス)を割引価格で購入できるプロモーションコードのことです。
2025年4月13日から10月13日までの万博開催期間中、何度でも入場できる通期パスを通常より安く買えるようにするために発行されています。
これは万博協会が実施した早期来場キャンペーンの一環で、過去の万博では会期後半に来場者が増える傾向があることから、気候が快適な開幕直後の4月・5月に来場者を増やし、早く万博の魅力を知った人にリピーターとして何度も足を運んでもらうことを目的に導入されました。
割引コードは2025年4月・5月に万博会場を訪れた人限定で配布されるもので、該当者はこのコードを使って通期パスを割引価格で購入できます。
ここではその割引内容を見やすく整理して解説します。
割引内容一覧(2025年版)
区分 | 定価 | 割引後価格 | 割引額 |
---|---|---|---|
大人 (18歳以上) | 30,000円 | 24,000円 | 6,000円引き |
中人 (12~17歳) | 17,000円 | 13,500円 | 3,500円引き |
小人 (4~11歳) | 7,000円 | 5,500円 | 1,500円引き |
このように約20%オフで、大人なら6,000円もお得です。
通常の一日券(7,500円×4回=30,000円)と比較すると、4回以上行けば元が取れる計算で、リピーターには見逃せない特典です。
大阪・関西万博の割引コードを確実にもらう3ステップ(場所・時間・持ち物)
通期パスの割引コードは、万博会場に訪れた当日に所定の場所でチケットを提示することで受け取ることができます。
以下の3つのステップで進めれば、割引コードを確実にもらえるでしょう。
①受け取り場所を確認する
割引コードは万博会場の東ゲート前・西ゲート前に設置された案内所(チケット引換所)で配布されています。
ゲートを出た先のチケット引換所カウンターが受け取り場所です。
東西どちらのゲートでもOKなので、当日退出する際に近いゲートの案内所に立ち寄りましょう。
②受け取り時間に注意する
割引コードの配布時間は「毎日15時以降」と決められています。
これは午前中やお昼過ぎには配布を行わないという意味で、午後3時以降にならないともらえません。
したがって、せっかく万博に来場しても15時より前に会場を出てしまうともらい損ねるので注意してください。
「夕方以降に配布場所に人が集まっている」という報道もあるほどで、実際に午後3時を過ぎると割引コード目当ての来場者が案内所に足を運んでいます。
逆に、15時を過ぎていれば閉場間際まで受け取れますので、万博を満喫した帰りに忘れず立ち寄りましょう。
③当日の入場チケットを提示する
割引コードを受け取るにはその日万博に入場したことを証明するチケットをスタッフに見せる必要があります。
具体的には、当日利用した入場券(デジタルチケットの場合はスマホ画面のQRコード、紙チケットの場合は半券)を提示します。
スタッフが「入場済みであることがわかるチケット」を確認できれば、紙に印刷された割引コードを受け取ることができます。
この紙には割引コード(プロモーションコード)が記載されており、後述する専用サイトへのQRコードや利用方法の案内も書かれています。
チケットを忘れず所持していることが肝心です。
通期パス割引コードをもらい忘れた・配布期間後だった場合の救済策
「万博に行ったのに割引コードをもらい忘れてしまった」「配布期間が終わった後に割引コードの存在を知った」という場合、残念ながら原則として後日改めてコードを発行してもらうことはできません。
公式FAQでの案内
公式のFAQでは、配布を知らず受け取れなかった場合について「再度ご来場いただき、15時以降に東西ゲート前引換所にて入場済みチケットを提示いただければ配布します」と案内しています。
つまり、もう一度万博に来場して同じ手順を踏む以外に救済策はないということです。
対応まとめ表
ケース | 対応策 |
---|---|
期間内にもらい忘れ | 再訪して15時以降に引換所で再受取可能 |
配布期間後に存在を知った | 原則新規発行不可。救済措置なし |
コードはあるが使えなかった(無効・誤配布) | 公式サイト「交換申請フォーム」から再発行申請が可能 |
実際の体験談
例えば「初日に夢中で遊びすぎてコードをもらいそびれた」場合、5月中であれば再訪して受け取ることができます。
SNS上でも、開幕日に受け取れなかったため後日夕方に再訪してコードを入手した事例が報告されています。
ただし再訪には別途入場券が必要となるため、追加の費用や手間が発生します。
6月以降の注意点
一方、6月以降(配布期間終了後)になってからでは、公式には割引コードを新規に入手する手段はありません。
配布対象は「4月13日~5月31日に来場した人のみ」と明確に限定されており、それ以降は配布されませんので、基本的には手に入りません。
ただし、割引コードを受け取ったものの利用できないケースに対する救済措置は講じられています。
実は万博協会は4月下旬に割引コードを誤って重複配布するトラブルが起きたことを発表しました。
※参考:万博「通期パス」割引購入できず 最大2500件で同じコードを二重交付、協会が交換対応
4月22日~25日の間に同じコードが複数人に渡ってしまったケースが最大2,500件発生した可能性があるとのことで、先に誰かに使われてしまうと後の人が割引を受けられない状況になりました。
また、誤って大人用ではなく小人用コードを渡してしまうミスもあったようです。
そこで協会は公式サイト上に「割引コード交換申請フォーム」を設置し、該当者にコードの交換(再発行)を呼びかけています。
実際、重複配布が疑われるコードの管理番号(紙の右下に記載)リストが公開されており、その番号のコードを持っている人や誤った区分のコードを渡された人はフォームから申請すると新しいコードをメール送付してもらえる仕組みです。
しかしこの交換対応はあくまで「コードはもらったが使えない(無効だった)」人向けであり、「コード自体を受け取っていない」人は対象外です。
公式の案内でも、第三者への譲渡禁止などの注意事項は述べられていますが「配布期間後に来場した人向けのコード発行」は案内されていません。
したがって、配布期間を逃してしまった場合の救済策は基本的に無いと考えるべきでしょう。
大阪・関西万博の割引コードの譲渡・転売の可否と注意点(メルカリ含む)
結論から言えば、通期パス割引コードの譲渡・転売は禁止されています。
公式発表でも「第三者へのプロモーションコードの譲渡は禁止」と明記され、他人から提供されたコードは既に使用済みである可能性があると注意喚起されています。
割引コードは1コードにつき一度しか使えないため、最初にもらった本人以外がそのコードで購入するとトラブルの元になります。
転売・譲渡の実態とリスク
内容 | 詳細例 |
---|---|
転売の現状 | ヤフオクやメルカリで多数出品。1件あたり2,000~3,000円前後で取引されているケースが確認されています。 |
リスク | 既に使われたコードが販売される詐欺的な被害が懸念され、購入後に使用できないトラブルが多数報告されています。 |
公式の対応 | 万博協会は「転売は想定しておらず、控えていただきたい」と発表。サイト運営各社へ削除要請し、今後は法的措置も視野に対応中です。 |
正規ルート以外での入手は危険
メルカリなどでは出品削除が進んでいますが、購入者が泣き寝入りするリスクは依然高いです。
たとえ知人が「使わないから」と譲っても、本人の万博IDで購入することが前提のため、公式には禁止されています。
どうしても割引コードが欲しい場合も、転売品には手を出さず、正規の方法(4・5月来場で入手)を守りましょう。
リスクを避けるために
まとめると、通期パス割引コードは「譲渡不可・転売禁止」です。
そのルールを破って入手・利用しようとすると、金銭的損失やトラブルのリスクがあります。
万博を気持ちよく楽しむためにも、ルールに沿った正規の入手・利用を心掛けましょう。
大阪・関西万博の通期パスは何回行けば得?価格シミュレーション
通期パスは何回行けば得?料金比較とシミュレーション
ここでは一日券との料金比較をもとに、何回行けば元が取れるのかシミュレーションしてみます。
割引コード利用時と未利用時の両方で考えます。
区分 | 一日券価格 | 通期パス価格(通常) | 通期パス価格(割引適用) | 元が取れる回数(通常) | 元が取れる回数(割引) |
---|---|---|---|---|---|
大人(18歳以上) | 7,500円 | 30,000円 | 24,000円 | 4回 | 4回 |
中人(12~17歳) | 4,200円 | 17,000円 | 13,500円 | 5回 | 4回 |
小人(4~11歳) | 1,800円 | 7,000円 | 5,500円 | 4回 | 3回 |
具体的な考察
一日券7,500円×4回=30,000円で通期パスと同額。
割引価格24,000円なら4回で6,000円お得に。3回なら一日券の方が安い。
一日券4,200円×5回=21,000円で通期パス(17,000円)を上回り元が取れる。
割引時は4回で16,800円となり、通期パス(13,500円)の方が得。
一日券1,800円×4回=7,200円でほぼ同額。
割引時は3回(5,400円)でほぼ同額、4回で約1,700円お得。
結論とアドバイス
通期パスは基本「4回以上行く予定がある人向け」と言えます。
大人・中人は4回、小人は3~4回を目安に検討を。複数回訪れる意欲があるなら、割引コード適用でかなりお得に。
逆に2~3回なら一日券の方が安上がりです。さらに夏パスなど別の選択肢も検討できます。
大阪・関西万博の通期パスを一番お得に買う方法トップ3(表で比較)
通期パスをできるだけ安く手に入れる方法として、本記事で取り上げる代表的なものを3つ選出し、以下の表にまとめました。
条件や実質費用などを比較してみましょう。
方法・制度 | 大人通期パスの実質価格(目安) | 利用条件・概要 | 特記事項 |
---|---|---|---|
ふるさと納税を活用 (大阪府への寄附) | 約2,000円(寄附額100,000円) | 対象の自治体に10万円寄附することで返礼品として通期パス電子チケットを1枚受領。翌年に98,000円分が税控除されるため自己負担は2,000円程度(条件により異なる)。 | 最もお得な方法。寄附金を用意でき、税控除を受けられる収入がある人向け。寄附はいつでも可能だが通期パス返礼品は数量限定の可能性あり。 |
割引コードを利用 (早期来場者特典) | 24,000円(定価30,000円の20%引き) | 2025年4~5月に万博来場し割引コードを取得した人限定。専用サイトで通期パス購入時にコード適用で割引価格に。 | 条件を満たせば確実に6,000円引き。入手・利用方法は当記事前半で解説。対象者以外は利用不可。 |
夏パスを購入 (通期パス代替案) | 12,000円(大人夏パス価格) | 2025年7/19~8/31の夏休み期間中何度でも入場可の「夏パス」を購入。18歳以上12,000円、12~17歳7,000円、4~11歳3,000円。 | 開催前~期間中に誰でも購入可。夏限定だが価格は通期パスの約1/2以下。夏に集中的に行く予定ならコスパ良。通期パスほど汎用性はない点に注意。 |
①ふるさと納税を活用する方法
大阪府など万博関連の自治体に対し10万円の寄附を行うことで、その返礼品として通期パスの電子チケットを受け取るものです。
寄附額のうち自己負担2,000円を超える部分は住民税・所得税から控除されます(一定の上限まで)。
これは事前に大きな寄附額を用意できる方向けですが、実質負担額では最安になります。
「ワンストップ特例制度」を利用すれば確定申告不要で手続きも可能とのこと。
寄附はふるさと納税ポータルサイト(さとふる、ふるさとチョイス等)から随時申し込めます。
通期パス以外にも開幕券や前期券などが返礼品に設定されていますが、特に通期パスは寄附額が高額なぶん減税メリットが大きく、通期パス代が実質タダ同然になるため、「年パス一択」とテレビ大阪の情報サイトでもイチオシされています。
②割引コードを利用する方法
これまで詳しく見てきた早期来場者特典です。
4・5月中に一度でも万博に行った人であれば、誰でも6,000円割引で通期パスを購入できるため非常に恩恵が大きいです。
大人だけでなく中人3,500円引き、小人1,500円引きになるので、家族全員が該当すればまとまった割引額になります。
③夏パスを購入する方法
厳密には「通期パスを買う方法」ではなく通期パス相当の効果をより安く得る代替手段です。
夏休み期間限定の「夏パス」は通期パスと同様に期間中何度でも入場できるパスで、価格は大人12,000円と通期パスの半額以下に設定されています。
特に小中高生の場合、夏休み以外は行けないということも多いでしょうから、夏パスで十分かもしれません。
もちろん万博開催期間全てで繰り返し訪問したい場合は通期パスが必要ですが、「安さ重視である程度制限があってもOK」なら夏パスという選択肢も頭に入れておきましょう。
以上、通期パスを安く入手・購入する主な方法を比較しました。
ふるさと納税は条件が合えば圧倒的にお得(実質2,000円)ですし、割引コードも入手可能な人には6,000円引きで魅力的です。
それらが利用できない場合でも、夏パスなど他のチケットで代用することでコストを抑えつつ複数回訪問を楽しむことができます。
大阪・関西万博の通期パス購入〜利用までの手順
割引コード利用後の手続きポイントまとめ
ここでは、割引コードを使った通期パス購入から利用開始までの重要ポイントを見やすくまとめます。
ステップ | 重要ポイント |
---|---|
1.専用サイトアクセス | 通常の購入サイトと異なる専用ページにアクセス。パートナーコード「EXPO」を正確に入力することが必要。初めての人はQRコード案内をよく確認し間違わないよう注意。 |
2.万博IDでログイン | 万博IDが必要。事前に登録がなければ新規登録が必要なので余裕を持って進める。登録時にはメール認証が必要なので事前に済ませておくとスムーズ。 |
3.通期パス選択とカート投入 | 割引コードは1枚につき1回のみ適用なので、必ず1枚ずつカートに入れる。まとめ買いは適用不可なので注意。枚数を間違えると割引が反映されないので細心の注意が必要。 |
4.割引コード入力 | 割引コード入力後は料金が反映されるか必ず確認。反映されない場合は入力ミスや無効コードの可能性を疑う。コピー&ペースト時は余計なスペースが入らないようにすることが大事。 |
5.支払い | クレジットカード推奨(手数料無料)。コンビニ払いは数百円の手数料がかかるのでできるだけ避けるとお得。決済後は購入確認メールが届くので必ず保存しておくと安心。 |
6.顔写真登録 | 入場時の顔認証必須。顔登録を忘れると当日入場不可になるリスクがあるので、早めにマイページで登録すること。背景が無地の写真が推奨され、不備があると再提出が必要になる場合がある。 |
7.来場予約 | 通期パス保持者も事前予約が必須。最大3件まで同時予約可能で、1回入場すると次の予約が追加できる仕組み。混雑日程はすぐ埋まるので、早めの予約が推奨される。 |
以上が、割引コードを使った通期パス購入から利用準備までの流れです。
購入手続き自体はオンライン上で完結しますが、顔登録と来場予約という2点を忘れずに済ませることが重要です。
あとは当日会場に行くだけですが、入場ゲートでは顔認証付きのデジタルチケットとして通期パスを提示します。
スマホの画面に表示したQRコードをかざし、カメラに顔を向けて認証する形となります。スムーズに認証が通れば入場完了です。
通期パス・割引コードに関するよくある質問(FAQ)
最後に、通期パス割引コードや通期パスに関して寄せられがちな疑問点をQ&A形式でまとめます。迷ったときの参考にしてください。
Q1. 割引コードは誰でももらえますか?
A1. いいえ。2025年4月13日~5月31日までに万博に来場した人だけが対象です。
それ以外の期間に来場しても割引コードは配布されません。
また来場当日その場での配布のみで、後日郵送などは行っていません。
受け取りには15時以降に東西ゲート前引換所で当日の入場券を提示する必要があります。
Q2. 割引コードには有効期限がありますか?
A2. 割引コード自体に明確な使用期限は記載されていません。
ただし通期パス自体の販売期間がありますので、遅くとも万博閉幕前までには購入する必要があります。
できれば早めに通期パスを購入して使い始めるのがおすすめです(早く買うほど何度も行けるため)。
なお、割引コードは1回使うと無効になり再利用はできません。
一度の購入手続きで確実に使い切りましょう。
Q3. 割引コードを家族や友人に譲渡できますか?
A3. いいえ、譲渡は禁止されています。
プロモーションコードは配布対象者本人のみが利用する前提で発行されています。
他人に渡したり売ったりする行為は利用規約違反となります。
また、コードを譲り受けても既に使用されている可能性があり、使えないケースが多いです。
家族や友人であってもコードの使い回しはできませんので、それぞれが配布を受ける必要があります。
Q4. 通期パスを家族や友人と共有できますか?
A4. できません。通期パスは購入者本人のみ有効で、入場時に顔認証で本人確認を行います。
したがって、他人に貸したり譲ったりして使わせることはできません。
一度登録した顔写真や氏名情報も変更できないため、利用する人それぞれが自分のパスを持つ必要があります。
Q5. 割引コードをもらい忘れました。後日もらうことはできますか?
A5. 基本的に後日受け取ることはできません。
公式FAQでも「再度ご来場いただき配布します」と案内されているだけで、配布期間外に個別対応してもらう仕組みはありません。
もし期間内であればもう一度万博に行って受け取ることになりますが、期間後であれば諦めるしかないでしょう。
なお、4月22~25日配布分の一部に重複ミスがあった件では交換対応がありますが、「受け取り忘れ」は対象外です。
Q6. 割引コードを入力したのにエラーになります。どうすれば?
A6. 考えられる原因は二つあります。
(1)コードの入力ミス:半角/全角の違いや余計なスペースがないか確認し、正確に入力してください。
大文字小文字もそのまま入力します。
(2)コード自体の不備:エラーメッセージに「適用できません」と出る場合、自分の券種とコードの区分が違う可能性があります(例:大人なのに小人用コードを持っている)。
また「使用済み」と出る場合は重複配布された無効コードの恐れがあります。
いずれの場合も万博公式サイトの「割引コード交換申請フォーム」からコードの交換を申請してください。
確認が取れ次第、新しいコードがメールで送られてきます。
Q7. メルカリやヤフオクで割引コードが売られているけど、買っても大丈夫?
A7. おすすめしません。前述の通り割引コードの譲渡・転売は禁止事項であり、たとえ購入しても既に使用済みで無効だったというケースが報告されています。
万博協会もオークションサイトに削除を要請し、違反者には法的措置も検討すると発表しています。
お金を出して入手しても使えないリスクが高いので、手を出さない方が無難です。
Q8. 通期パス購入後に何か手続きは必要ですか?
A8. はい、2点あります。一つは顔写真(顔認証)登録、もう一つは来場日時の事前予約です。
【顔写真登録】をしておかないと当日ゲートで入場できません。
購入後にマイページなどから速やかに登録しましょう。
【来場予約】も必須で、通期パス所持者も行く日ごとにオンラインで日時予約を行います。
直前でも空きがあれば予約できますが、混雑日程は早めに押さえておくと安心です。
Q9. 既に定価で通期パスを買ってしまいました。後から割引してもらえませんか?
A9. 残念ながら購入後に割引適用することはできません。
今回の割引コード施策は早期来場者向けの新規購入特典であり、既存購入者への払い戻し等はありません。
もし今後政府や協会から既存購入者向け救済策が発表された場合は公式サイトに情報が出るはずですが、現時点ではそうした発表はなく、問い合わせても対応は難しいでしょう。
既に購入済みの方はその通期パスをフル活用して万博を楽しんでください。
まとめ
大阪・関西万博の通期パス割引コードについて、その概要ともらい方、使い方から注意点まで詳しく解説しました。
4月・5月の来場者限定とはいえ、うまく活用すれば大人6,000円引きという大きな割引が得られ、通期パスの魅力がさらに高まります。
通期パスは4回以上の来場で元が取れるため、リピーターには非常におすすめのチケットです。
割引コードを入手できる方は、ぜひ忘れず受け取ってお得にゲットしましょう。
一方で、割引コードの配布は期間限定かつ譲渡不可なので、「もらい損ねた」「期間外だった」という場合には代替策も検討が必要です。
本記事で紹介したように、ふるさと納税を活用すれば実質2,000円で通期パスを手に入れる裏技も存在します。
また夏パスなど他のパス券種もうまく組み合わせれば、通期パスにこだわらずとも安く何度も万博を楽しむことも可能です。
いずれにせよ、大事なのは自分の来場予定に合った最適な購入方法を選ぶことです。
割引コードを含め、公式が案内する範囲内で賢くチケットを入手し、余計な出費を抑えて万博を満喫しましょう。