大阪・関西万博(夢洲会場)は雨の日でも工夫次第で存分に楽しめます。
「雨だと楽しめないかも…」という不安も、事前準備と当日の動き方で解消!
実は雨天時は来場者数がやや減り、人気パビリオンの待ち時間が短くなる傾向もあるため、効率よく回る絶好のタイミングでもあります。
本記事では、雨の日を120%満喫するための準備ポイントから、滞在時間別のモデルコース、濡れずに楽しめる屋内スポット、移動・休憩のコツ、さらに雨の日限定のお楽しみ情報まで詳しくご紹介し
ます。家族連れでもシニアでも、雨の日こそ万博がラッキーデーになるよう、実践的な攻略法をチェックしてみてください。
雨の日の大阪万博を120%楽しむ準備編
雨の日の万博も、しっかり準備すれば快適に楽しめます。
ここでは天気予報の確認方法や持ち物リスト、現地のサービスまで事前に押さえておくべきポイントを紹介します。
天気予報の信頼できるチェック方法と雨量別行動目安
万博当日の天気は、気象庁の公式予報や信頼できる天気アプリ(例えば「tenki.jp」や「Weather News」)で前日から逐一確認します。
特に会場のある大阪市此花区・夢洲周辺のピンポイント予報をチェックすると精度が高まります。
時間帯ごとの降水確率や予想雨量にも注目し、「小雨」「本降り」「豪雨」など雨の強さを把握しておきましょう。
小雨(1時間に1~2mm程度)
ポツポツと傘が必要か悩む程度の小雨なら、屋外エリアも無理なく楽しめます。
レインポンチョや撥水加工の上着で対応しつつ、雨に濡れた万博ならではの景色を逆に楽しむ余裕も◎。
人出も若干少なめになるので、小雨はむしろ穴場タイムです。
弱~中程度の雨(1時間に3~10mm程度)
傘やレインウェアが必要なしっかりとした雨です。
この場合は、行動プランを屋内中心に切り替えましょう。
パビリオン間の移動はできるだけ屋根付きルートを使い(公式マップで「屋根付きルート」を要チェック)、雨を避けつつ回る計画にします。
屋外展示やイベントは後回しにし、雨でも快適な屋内展示を優先すると良いでしょう。
強い雨・豪雨(1時間に10mm超)
足元が水たまりになるような豪雨の場合は、安全第一で行動します。
雷注意報や荒天警報が出ている場合、屋外型パビリオン(例:屋根や壁のない「Better Co-Being」など)は一時閉鎖される可能性があります。
このレベルの雨天時は無理に動かず、建物内で休憩してやり過ごすのがおすすめです。
公式アプリや場内アナウンスでイベント中止情報なども確認し、状況に応じて早めに切り上げる判断も必要でしょう。
また、天気は変わりやすいので、会場に向かう途中や入場後もスマホで雨雲レーダーをチェックしましょう。
万一、雨が上がった場合は屋外エリアを追加で楽しむ柔軟さを持ち、逆に予報以上に降ってきたら再度予定を組み替えるなど、天候に合わせた行動判断を心掛けてください。
必携アイテム&便利グッズ一覧
雨の万博を快適にするための持ち物リストを用意しました。
以下の必携アイテム&便利グッズを事前に揃えておけば、雨に濡れて困る事態をグッと減らせます。
できれば家族全員分、特にお子様や高齢の方の分も忘れずに準備しましょう。
アイテム | ポイント・活用法 |
---|---|
レインポンチョ (軽量のロング丈推奨) | 傘よりポンチョが正解! 両手が空くので子どもと手を繋いだり地図を見るのも楽々。強風でも裏返ったりしません。膝下まで覆うロングタイプでリュックの上から着られるゆったりデザインがおすすめ。透明フード付きなら視界も確保◎。会場では万博ロゴ入り限定ポンチョも販売予定なので、記念に現地調達するのも楽しそうです。 |
折りたたみ傘 (ワンタッチ式) | 基本はポンチョでOKですが、待ち時間や強い雨向けに折りたたみ傘も携行しましょう。ワンタッチで開閉できる軽量傘が便利です。パビリオンの入場待ち列で足元だけ濡れるのを防いだり、トイレ移動など短距離でさっと使えます。お子様用に小さい傘があると記念写真でも可愛く映えますよ。 |
防水バッグ or カバー (リュック推奨) | 雨から荷物を守る防水対策も必須。元々防水仕様のリュックなら安心ですが、そうでなくてもバッグ用レインカバーを用意しましょう。電子機器やパンフレット類はジッパー付き防水ポーチに入れると完璧です。リュックなら荷物を一括管理でき両手も空くので雨の日に好都合。中身が濡れない工夫で荷物トラブルを回避! |
防水シューズ&着替え (替え靴下も) | 足元が濡れると一気に不快に。防水スニーカーやレインブーツで臨みましょう。長時間歩くので履き慣れた靴+厚手靴下がベター。もし浸水した時のために替えの靴下や簡易靴乾燥グッズ(新聞紙やシリカゲル)もリュックに忍ばせて。小さなお子さんには長靴を履かせ、予備ズボンもあると安心です。 |
タオル & ビニール袋 | 地味ながら超役立つ万能選手。タオルは濡れた顔や手を拭う以外に、椅子に座る時に敷いたり急な汚れを拭いたり何かと便利。ビニール袋(レジ袋やジップロック)は濡れたポンチョや服を入れる、荷物を雨から守る、ゴミ袋代わり等マルチに活躍。特にお子様の着替えやおむつ処理にも使えるので多めに持っていきましょう。 |
モバイルバッテリー (防水ケース入れ) | スマホの予備電源は忘れずに!雨の日は公式アプリでルート確認や情報チェックの機会が増え、写真やSNS投稿も増えるので電池消耗が早いです。急速充電対応の大容量バッテリーを防水ポーチに入れて携行しましょう。会場内にも一部充電スポットがありますが混雑が予想されるため、予備バッテリーがあると安心です。 |
その他小物 | ウェットティッシュ(手やベビーカー拭き用)、絆創膏(靴擦れ対策)、替えマスク、子供用レインカバー(ベビーカーに装着)など、各家庭で必要な細かい物もチェックリストで漏れなく用意しましょう。 |
会場内で買える/借りられる雨対策サービス
「しまった、雨具を忘れた!」となっても大丈夫。万博会場内で利用できる雨対策サービスもいくつかあります。
現地調達やレンタルを上手に活用して、雨の日を乗り切りましょう。
公式ショップで雨具販売
会場内の物販ショップではレインポンチョや折りたたみ傘、タオルなどの雨天グッズが販売されています。
特に万博オリジナルデザインのポンチョや傘は人気が出そうです。
急な雨で困ったらショップを覗いてみましょう。値段はやや割高ですが、記念にもなり機能性もお墨付きです。
コンビニ&自販機
場内に設置されているコンビニエリアや売店でも簡易雨合羽(使い捨てポンチョ)やビニール傘が手に入ります。
特に夕立対応に、コンパクトなカッパが自販機で売られていることも。
手ぶらで来ても現地で雨具調達が可能なので安心です。
目印は「雨具取扱中」の掲示がある緑のポップです。
ベビーカーの無料貸出
小さなお子さん連れで傘を持ちにくい場合、無料レンタルのベビーカーを借りる手もあります。
晴れでも使えますが、雨の日はレインカバー付きベビーカーが非常に便利です(数に限りがあるのでお早めに)。
詳細は公式ページで確認してください。
このように、会場には「雨でも安心」の仕掛けが用意されています。
忘れ物があっても慌てず、現地サービスをフル活用してみてください。
大阪万博の雨の日におすすめモデルコース【滞在時間別】
「雨の日だから屋内中心で回りたいけど、どう回ればいい?」という方のために、所要時間別のモデルコースをご用意しました。
午前中の短時間でサクッと主要スポットを巡るルートから、丸一日かけてゆったり楽しむルート、そして夕方以降に夜景を狙うルートまで、雨の日に最適化したプランです。
午前中だけのサクッと屋内ルート(3時間)
「午前中だけ」万博を楽しみたい方向けのコンパクトコースです。
開場~お昼前後までの約3時間で、主要な屋内展示を効率よく巡ります。
雨の日でもほぼ濡れずに回れるルートになっているので、短時間でも満足度は高いはずです。
モデルコース(例)
雨の日は開門直後より少し遅めの到着が吉。
西ゲートから入場したら、まずは「屋根付きの動く歩道」でメインゾーンへ。
傘要らずで移動でき、景色を見ながら楽に進めます。
5分ほど歩道に乗れば中心部に到着。
まずは雨でも快適な大型屋内展示へ。
例えばシグネチャーパビリオン「いのちの未来」(仮称)に直行。
ここは最新テクノロジーが体験できる注目のテーマ館で、全編屋内展示なので濡れずにじっくり鑑賞できます。
事前予約枠があれば活用し、なければ当日整理券をゲットして入場しましょう。
所要30分ほど、未来のいのちを拡げる壮大な展示を楽しみます。
シグネチャーパビリオンを出たら、近くの海外パビリオンもいくつか訪れます。
例えばアメリカ館やUAE館など、大型で人気のパビリオンも雨の日午前中は比較的待ち時間が短めです。
並び時間が少ない館を公式アプリの待ち時間情報で確認しつつ、屋根のある動線で移動して2館ほど見学しましょう(各20分程度)。
各国の文化や最新技術の展示を楽しめます。
最後は東ゲート近くのフードコートで少し早めのランチを。
屋内の飲食エリアであれば雨に濡れず座れてゆっくりできます。
温かい汁物や名物グルメで体を温めつつ小休止。
食後、東ゲートからスムーズに退場します(東ゲートにはコインロッカーもあるので荷物のピックアップも忘れずに)。
短時間でも主要スポットを押さえた満足度の高いルートです。
余裕があれば公式キャラクター「ミャクミャク」に会えるミャクミャクハウス(屋内フォトスポット)に立ち寄るのもおすすめ。
午前中だけでコンパクトに回り切り、「また来よう!」と思える体験になるでしょう。
丸一日ゆったり満喫ルート(6〜8時間)
朝から夕方まで万博を堪能する欲張りプランです。
雨の日でも無理なく一日過ごせるよう、屋内展示を中心にしつつ適度に休憩を挟んだゆとりあるスケジュールにしています。
お子さん連れや三世代旅行でも安心して回れるルートです。
モデルコース(例)
開場直後は混雑するため、少しゆっくりめに西ゲートから入場します。
まずは国内パビリオンエリアで日本館や大阪ヘルスケアパビリオンなどを見学。
これらは日本の最先端技術や医療テーマの屋内展示で見応え十分です。
午前中の早い時間帯に人気館を抑えておくことで、午後の混雑を避けられます。
待ち時間情報を公式アプリで確認しつつ、混んでいれば近くの民間企業パビリオン(例:パナソニック「ノモの国」や三菱未来館)へ柔軟に変更しましょう。
11時台になったら少し早めに昼食休憩を取ります。
場内の大型フードホール(屋内)へ移動し、雨に濡れず席を確保。
雨の日は屋内飲食エリアが混みやすいので、早め行動が吉です。
大阪名物たこ焼きや各国料理のブースもあるので、家族それぞれ好きなものをテイクアウトしてテーブルで食べるのも楽しみ方の一つ。
お子さん連れならキッズメニューのある店舗を探してみましょう。
ゆったり座って午後に備えて英気を養います。
食後は消化も兼ねて場内を少し散策。雨で屋外遊具が使えない分、スタンプラリーに挑戦するのも一興です。
公式スタンプラリーはスマホで参加でき、パビリオンを巡ってデジタルスタンプを集める仕組み。
屋根下を移動しながらいくつ集められるかチャレンジしてみましょう。
途中、情報センター内の屋内休憩ゾーンやサービス施設併設の休憩所でひと息。
無料Wi-Fiや充電スポットがある場所もあるので、スマホを充電しつつ雨音を聞きながらリラックスできます。
来場者が一巡して混雑が落ち着く14時以降に、海外パビリオンを集中的に回ります。
待ち時間表示を見ながら比較的空いている館から攻めましょう。
例えばヨーロッパ系パビリオン(英国・フランス館など)やアジア系パビリオンをいくつか見学。
パビリオン間の移動は可能な限りリング状の大屋根下を通るルートを選択。
万博会場を一周する巨大な木造屋根「大屋根リング」内側を歩けば、雨をしのぎつつ各ゾーンへ移動できます。
各館の展示内容に合わせて写真撮影も楽しみ、世界旅行さながらの体験を午後いっぱい味わいましょう。
夕方前にもう一度休憩タイム。
会場内の静けさの森ゾーンにあるカフェラウンジでお茶を飲みながら休みます。
このゾーンは緑に囲まれた癒やし空間で、雨の日はしっとり落ち着いた雰囲気に。
「静けさの森」にはベンチや屋根付きスペースがあり、雨音をBGMにひと休みするのに最適です。
ホットドリンクで体を温めつつ、集めたスタンプや撮った写真を家族で振り返ってみましょう。
日が暮れる前に本日の締めくくり。
出口近くの公式お土産ショップに立ち寄り、万博限定グッズをチェックします。
雨の日限定デザインのアイテムや、記念スタンプサービスなどがある場合もあります。
家族の思い出にマグカップやピンバッジなどを購入し、荷物はビニール袋に入れて濡れないよう保護。すべて終えたら東ゲートから退場します。
一日フルに楽しんだ達成感とともに、「雨の万博も最高だったね!」と話しながら帰路につきましょう。
このルートはあくまで一例なので、その日の天候や混雑によって柔軟に順序を入れ替えてください。
雨の日は計画通りに行かないこともありますが、ポイントは「無理をしない」「屋内を主体に」「早め早めの行動」です。
そうすれば一日中快適に過ごせるでしょう。
夜景×雨粒が映えるライトアップルート(17:00以降)
夕方から夜にかけて万博を楽しむナイトプランです。
雨の日の夜は、ライトアップが雨粒に反射して昼間とは違う幻想的な光景が広がります。
短時間でも夜ならではの演出を狙って来場する価値あり!
お仕事帰りに17時以降から入場する方や、日中遊んで夜まで残る方におすすめのルートです。
モデルコース(例)
お得な夜間チケットで東ゲートから入場。夜は比較的空いており、平日なら列なしでスムーズに入れます。
まず最初にゲート付近のインフォメーションで夜のイベントスケジュールを確認しましょう。
万博では夜限定のドローンショーや各種プロジェクションマッピングが行われます。
日没後、場内の照明が点き始めたらフォトスポット巡りに出発。
まず大屋根リング周辺へ行き、濡れた地面に映り込む幻想的な光景を写真に収めましょう。
雨粒のおかげでネオンやイルミネーションが地面に反射し、美しい鏡面世界が広がります。
カラフルな傘やポンチョを着た来場者の姿も含めてシャッターを切れば、SNS映え間違いなしの一枚に。
また、公式キャラクター「ミャクミャク」が雨カッパを着てフォトセッションに登場する雨の日限定フォトイベントが行われることもあります。
出会えたらぜひ一緒に記念撮影を!
夜間も入場可能なパビリオンで、雨の日の特別演出を楽しみましょう。
例えばウォータープラザ隣接のパビリオンでは、夜になると水と光のショーと連動した展示が見られます。
またクラゲ館(いのちの遊び場)では夜の部ならではのプロジェクション演出があるかもしれません(360度映像の水中ショーなど)。
館内は暗く全天周スクリーンに映像が映し出され、まるで別世界に入り込んだような体験ができます。
雨音をバックに見るハイテク映像は一段と神秘的でしょう。
余裕があれば他にも待ち時間が短い館をもう1つ見学します。
夜のハイライトとして、中央のウォータープラザで開催される夜間ショー「水と光のシンフォニー」を鑑賞します。
事前予約制ですが、雨の日はキャンセルが出て空きが発生する可能性もあります。
当日枠に運良く入れたらチャンス!
約300基の噴水と音楽・照明・レーザーが融合するダイナミックな水上ショーは圧巻です。
雨天でも決行される場合、水しぶきと雨粒が舞い、より迫力が増すかもしれません。
ショーを楽しんだ後は、帰り際に屋台グルメで腹ごしらえ。
夜ならではの限定メニューを出している店もあります(例えば雨の日限定でホットドリンク割引をしているカフェなど)。
小腹が空いていれば各国料理の屋台で軽く食べ歩き…といきたいところですが、雨で食べ歩きしにくい時はテイクアウトして屋根下のベンチでいただきます。
最後に西ゲートからゆっくり退出。夜間は帰路も混雑が緩和されており、駅までスムーズに移動できます。足元に気をつけながらホテルへ帰りましょう。
限られた時間でも、雨の夜ならではの万博の顔を存分に楽しめるのがこのルートです。
ライトアップやナイトショーは天候次第で中止になる場合もありますが、その分レアな体験になります。
幻想的な写真も撮れるので、ぜひ雨の万博ナイトを体験してみてください。
雨の日でも快適!大阪万博の屋内パビリオン&体験スポット
雨の日に強い味方となるのが、充実した屋内パビリオンの数々です。
大阪万博では大規模な展示館の多くが屋内型のため、天候に関係なく快適に過ごせます。
完全屋内型で濡れない!必見パビリオン10選
以下の表は、雨の日でも安心して楽しめる屋内型パビリオンの概要です。
場所や特徴、特におすすめのポイントをまとめました。
パビリオン名 | 主なテーマ・特徴 | 特におすすめな点 |
---|---|---|
シグネチャーパビリオン「null²」 | 未来型体験・デジタル対話 | 完全屋内、予約不要枠あり、高没入感映像体験 |
シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場*クラゲ館」 | 五感体験・共創・映像 | 子連れに◎、靴脱ぎ可、360度シアターが幻想的 |
大阪ヘルスケアパビリオン | 医療・健康・AI技術 | シニア層にも人気、カフェ併設、滞在型展示 |
日本館 | 日本文化と未来技術 | 全天候型、和テイスト、外国人にも好評 |
米国パビリオン | 宇宙・VR・ロケット | 雨でも行列OK、屋内待機スペース完備 |
UAEパビリオン | 未来都市・砂漠×技術 | 黄金ホールが映える、全天候対応映像演出 |
ノモの国(パナソニック) | 心の冒険・ハプティクス | 23.4ch音響、参加型体験、屋内没入演出 |
おばけワンダーランド(ガス) | 笑える科学体験・ARおばけ | 小さな子も安心、AR体験が面白い |
GUNDAM NEXT FUTURE | ガンダム・映像・展示 | 屋根付き待機、実物大展示、親子で楽しめる |
BLUE OCEAN DOME | 海×宇宙×映像ドーム | プラネタリウム型、演出水しぶきあり |
この10スポットを中心に回れば、雨の日でもストレスなく一日中楽しめます。
それぞれのパビリオンは屋内展示に特化しており、濡れずに見学可能なだけでなく、映像や体験重視で天候に左右されない点が魅力です。
雨の日に大阪万博の会場内を効率よく移動するためのポイント
雨の日は普段以上にスムーズな移動計画が重要です。
傘を差して人混みをかき分けるのはストレスになりますが、上手にを動けば最小限の移動で最大限楽しめます。
ここでは、雨天時の上手な動線確保テクニックをご紹介します。
屋根付き動く歩道・シャトルバスの時短テク
万博会場はとにかく広い! 雨の中を長距離歩くのは避けたいところです。
そこで活用したいのが、先ほども触れた屋根付きの動く歩道(ムービングウォーク)と場内シャトルバスです。
これらを上手に組み合わせれば、雨に当たる時間と体力消耗をぐっと減らせます。
動く歩道で一気に移動
会場内には主要エリアを結ぶ動く歩道が敷設されています。
特に大屋根リング沿いの長い区間では、このベルトコンベア式の歩道に乗って楽に移動可能。
雨除けの屋根が付いている区間も多く、傘いらずで移動できるのが魅力です。
歩かずに風景を眺めているだけで次のスポットに着くので、小さなお子さんやお年寄り連れでも安心です。
動く歩道の乗り場は場内マップや案内看板に表示されています。
乗り降りの際だけ足元注意ですが、速度はゆっくりめなので慌てず乗ってOK。
「少し先のパビリオンに行きたいけど雨が強い」という時は、遠回りでも動く歩道ルートを選ぶと結果的に早く快適に着けることも多いです。
シャトルバスをフル活用
会場内を巡回する無料シャトルバスも時短の強い味方です。
バス停は各ゲートや主要ゾーンにあり、おおむね数分~10分間隔で運行(公式アプリや案内で時刻表を確認できます)。
特筆すべきはバス乗り場の多くに屋根があること。
雨の日でも並んでいる間や乗降時にほぼ濡れません。傘を畳んで乗り込めば、あとはバスで楽々移動できます。
特に「端から端まで移動したい」時などは歩くより断然早く、移動効率が格段にアップします。
ただし人気時間帯はバス車内が混雑するので、車椅子やベビーカーの場合は次の便を待つゆとりを。
ピークを少しずらして利用するのがコツです。
公式アプリのルート検索
万博公式アプリには経路検索機能があり、現在地から目的地までのルートを案内してくれます。
ここで便利なのが、「屋根付きルート」や「エレベーター利用」など条件付きで経路表示してくれる点です。
リアルタイムの混雑状況も考慮したルート提案で、遠回りでも雨を避けられる道を示してくれるので重宝します。
これを使えば「できるだけ屋内通路を通って○○館へ行く」といったプランニングも簡単。
雨の日こそ公式アプリを活用して、快適なナビゲーションを手に入れましょう。
ピーク時の回避
雨の日は移動手段自体が混み合う場合もあります。
特に開場直後と昼前後は人の移動が集中しやすい時間帯。動く歩道もバスも、この時間は一時的に混雑することがあります。
可能であれば少し時間をずらし、朝は10時台後半から移動開始、昼は13時以降に再移動といった工夫を。
これだけで驚くほどスムーズに移動できます。
雨の日ほど計画的な動きがカギなので、「移動は空いている時にまとめて」を意識してみてください。
以上を踏まえ、雨の日は「歩きすぎない」ことがポイントです。
移動は機械に任せ、人はパワーを観覧に使うぐらいの気持ちでいきましょう。
雨の日だからこそ楽しめる!大阪万博のイベント・フォトスポット
最後に、雨の日だからこそ楽しめる特別な体験に触れておきましょう。
雨粒を活かしたプロジェクションや、雨のおかげで映える写真スポットなど、ちょっぴりお得でレアな情報をまとめました。
SNS上では「雨の日の大屋根リングがまるで鏡みたいで感動した!」「雨粒越しに映るプロジェクションが幻想的で何枚も撮った」といった投稿も見られ、リアルな来場者の声が魅力を後押ししています。
雨粒を活かしたプロジェクションマッピングと演出
雨の日の万博会場は、実は光の演出が何倍も幻想的になります。
理由はシンプル、雨粒や水たまりが天然のスクリーンや鏡になるからです。
これを踏まえ、各所で雨を味方につけた演出が行われています。
大屋根リングのライトアップ×雨
夜間、大屋根リングは美しくライトアップされますが、雨の日はその光が地面の水たまりに映り込み、リングが二重に連なったような光景が楽しめます。
さらに、わずかな霧雨でも空気中の水滴が光を拡散し、光のビームが肉眼で見えるようになります。
これはまさにプロジェクションマッピングのような効果で、雨が降ってこそ現れる現象です。
公式には謳っていませんが、雨夜の大屋根リングは来場者がSNSに写真をアップしたくなる隠れた名物スポットになっています。
各パビリオンの壁面プロジェクション
夜になると、主要パビリオンの外壁でプロジェクションマッピングが行われます。
雨の日はこの映像が濡れた床面や傘にも映り込んで、通常より広がりのある光景に。
ネオンが雨粒に反射して幻想的な雰囲気を作り出す様子は圧巻です。
特に色鮮やかな映像演出を行うパビリオン(例えばアート系の展示館)では、傘やポンチョ越しに見るとぼんやりと光がにじんでとてもロマンチック。
ぜひ雨の日限定のアートとして楽しんでみてください。
レインエフェクトで映えるフォトスポットBEST5
最後は、雨の日にぜひ撮りたいフォトスポットBest5のご紹介です。
万博にはSNS映えするスポットが数多くありますが、雨の日はその中でも雨ならではのエフェクトでいつも以上に写真映えする場所があります。
大屋根リング夜景-水たまりミラーショット
雨の夜にイチオシなのがココ!
大屋根リングがライトアップされた夜、足元の水たまりに映るリングを撮影すると、上下対称の不思議な写真が撮れます。
コツはスマホをできるだけ低い位置に構えて、水面ギリギリから狙うこと。
リングの光が雨粒で滲んで、まるでCG合成したかのようなアートな一枚になります。
傘越しにリングを見上げて撮ると、傘の縁にも光が反射してこれまた幻想的。雨の日限定の絶景スポットです。
ウォータープラザ-傘越しの噴水ショー
水上ショーが行われるウォータープラザは、雨の日に撮影チャンスが増えます。
透明なビニール傘をお持ちなら、傘越しに噴水が上がる瞬間を撮ってみましょう。
傘に付いた水滴に噴水の光が反射してキラキラ輝きます。
さらに夜の回ではレーザー光線が雨粒に当たり、肉眼では見えない光の筋がカメラには映り込むことも。
まさに雨×光×水のコラボ写真が狙えるスポットです。
ミャクミャクハウス-雨合羽ミャクミャクとの一枚
万博公式キャラクター「ミャクミャク」と写真が撮れる人気施設では、雨の日ならではの可愛いショットが狙えます。
ミャクミャクがレインコートや長靴を着用して登場する雨仕様コスチュームの日があり、タイミングが合えば一緒に撮影可能です。
カラフルな傘を持ったミャクミャクに子ども達も大喜び!
撮影スタッフにお願いして家族全員で撮ってもらいましょう。晴れの日には撮れないレア写真として、自慢できること間違いなしです。
シグネチャーパビリオン壁画-雨滴アート撮影
例えば「いのちの動的平衡館」など外壁に巨大なグラフィックが描かれているパビリオンがあります。
その壁画に雨粒が付着すると、魚眼レンズのような効果で絵柄が歪んで見えます。
これをアップで撮影すると水玉越しのアート写真が完成!
雨粒一つひとつに万博の風景が小さく映り込んでいるのも面白いポイントです。
ピントを雨粒に合わせたり背景に合わせたり、いろいろ試して芸術的な一枚を撮ってみましょう。
万博記念モニュメント前-カラフルポンチョ集合写真
会場中央付近にある万博記念のオブジェやモニュメント(例えば公式ロゴを象ったオブジェ)がフォトスポットになっています。
雨の日は、そこに色とりどりのポンチョを着た人々が集まることで、写真全体がカラフルになります。
あえて自分たちも派手な色のレインウェアを着て、記念モニュメント前で集合写真を撮りましょう。
背景のモニュメントと相まって「これぞ雨の万博!」という思い出深い写真になります。
まとめ~大阪万博を雨の日でも満喫するために!~
大阪万博を雨の日でも楽しむ方法はたくさんあります。
重要なのは「雨だから…」と萎縮せず、発想を転換して雨を利用すること。
準備万端で臨めば、むしろ雨の日がスペシャルな一日に感じられるでしょう。
最後にもう一度ポイントを振り返ります。
準備と心構え次第で、雨の日の万博は120%どころか「雨の日限定の思い出」がプラスされて150%楽しいイベントになるでしょう。
ぜひ本記事の内容を参考に、ご家族やお友達と雨の万博を満喫してくださいね。