大阪万博パリビオン予約あり・抽選・予約なしを最速チェック!

大阪万博パリビオン予約あり・抽選・予約なしを最速チェック!

大阪万博パリビオン予約あり・抽選・予約なしを最速チェック! 旅行

大阪・関西万博のパビリオンは予約が必要なものと不要なものがあります。

結論から言えば、「一部の人気パビリオンは事前予約が必須ですが、多くのパビリオンは予約なしでも入場可能」です。

公式発表でも「事前予約の割合は全体の一部のみで、多くのパビリオンに当日枠がある」と案内されています。

本記事では、予約が必要なパビリオンの一覧とその予約方法、不要な場合の当日の楽しみ方まで、疑問を徹底解説します。

まずはパビリオン予約の全体的な流れとスケジュールを把握し、その後に「完全予約制」「抽選予約制」「予約不要」の各パビリオンの特徴と対策、さらに当日や直前でも狙える裏ワザまで順を追って紹介していきます。

ポイント要約(30秒で理解)
  • 予約必須なパビリオン
    人気度が高く予約なしでは入場不可。事前に万博公式サイトやアプリで予約が必要。
  • 抽選予約のパビリオン
    希望者多数の場合は事前抽選で当選しないと入れないタイプ。2回の抽選チャンスあり。
  • 予約不要のパビリオン
    並べば入れる自由入場型が実は一番多い。ただし混雑時は整理券配布による入場制限も。
  • 当日&直前の裏ワザ
    キャンセル発生時の空き枠通知を活用して直前予約、SNSでリアルタイム混雑情報を収集。詳しくは本文で解説。

それでは、万博パビリオン予約の極意を順番に見ていきましょう。

関連記事
  1. 大阪万博のパビリオン予約の全体フローとスケジュール
    1. 1.万博IDの登録と入場チケット購入
    2. 2.来場日の日時予約(入場予約)
    3. 3.パビリオン予約・抽選の申し込み(最大3回のチャンス)
    4. 4.予約当日の入場・観覧
  2. 【完全予約制】事前予約必須のパビリオン一覧
    1. 完全予約制パビリオンとは?その理由と特徴
    2. 《完全予約制の海外パビリオン》(抽選 or 先着予約が必要)
      1. 【完全予約制】主要海外パビリオン一覧と予約方式
    3. 《完全予約制の日本・企業パビリオン》(抽選 or 先着予約が必要)
      1. 【完全予約制】主要日本・企業パビリオン一覧と予約方式
  3. 【抽選予約制】抽選方式のパビリオンと当選対策
    1. 抽選予約制パビリオンの特徴
    2. 当選対策① 抽選申込の基本テクニック
      1. 希望枠は第5希望までフルに入れる
      2. 競争率の低そうな時間帯・日程を狙う
      3. 複数の券種・日程でチャレンジ
      4. グループ応募と分散応募の使い分け
      5. 抽選結果通知を見逃さない
    3. 当選対策② 二次抽選・先着枠へのリカバリー
      1. 2か月前抽選に外れても諦めない
      2. 7日前抽選にも外れたら先着予約
      3. 当日朝以降のキャンセル枠もチェック
  4. 【予約なし】自由入場&整理券パビリオン
    1. 予約なしで入れるパビリオンの魅力
    2. 要注意!混雑時の「整理券」配布について
      1. 整理券への対応策
  5. 大阪万博のパビリオン当日&直前予約の裏ワザ
    1. キャンセル枠通知を活用する具体的な方法
      1. 公式アプリでお気に入り登録
      2. 通知設定をオン
      3. 前日~当日の朝が狙い目
      4. 会場でのキャンセル待ち登録
    2. SNS(X・Twitter)を使ったリアルタイム情報の収集方法
      1. ハッシュタグ検索
      2. 現地実況アカウントの活用
      3. 公式情報との照らし合わせ
  6. 大阪万博のパビリオン予約に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q1. パビリオンやイベントは、事前に予約しておかないと入れないのでしょうか?
    2. Q2. 家族やグループで一緒にパビリオン予約抽選に申し込みたいです。可能ですか?
    3. Q3. 1日にいくつのパビリオンを予約できますか?
    4. Q4. パビリオン予約の抽選に当たったけれど、入場日時を変更したい場合どうなりますか?
    5. Q5. 予約に料金はかかりますか?
    6. Q6. 公式の万博アプリは使った方がいいですか?
    7. Q7. 予約したパビリオンの時間に遅れたらどうなりますか?
    8. Q8. 小さな子どももパビリオン予約が必要ですか?
  7. 大阪万博のパビリオン予約で失敗しないためのチェックリスト
  8. まとめ~大阪万博のパビリオン予約で120%楽しもう!~

大阪万博のパビリオン予約の全体フローとスケジュール

ここでは万博パビリオン予約の全体的な流れを解説します。

重要なポイントは次のステップです。

1.万博IDの登録と入場チケット購入

万博公式サイトでExpoID(万博ID)を取得します。

ExpoIDはチケット購入や予約管理に必須のアカウントです。

代表者がいればグループ全員分をまとめて管理可能です。

万博IDにログインし、入場チケットを購入します(既に紙チケット等を持っている場合も、IDにチケットIDを追加登録して紐づけが必要)。

2.来場日の日時予約(入場予約)

チケット購入後、来場日と入場時間帯の予約を行います。

これは万博会場に入場するための日時指定で、万博IDのマイチケットから予約します。

日時予約は来場日の6か月前から可能で、入場時間帯(例:午前/午後区分など)とゲートを選択します。

例えば混雑が予想される日程は早めに埋まるため、行く日が決まったら早めに日時枠を確保しましょう。

日時予約は後から3回まで変更可能ですが、日付を変更すると予約済みのパビリオン抽選当選が無効になるので注意が必要です。

3.パビリオン予約・抽選の申し込み(最大3回のチャンス)

入場日時の予約が完了したら、いよいよ各パビリオンやイベントの事前予約に進みます。

万博では来場日ごとに最大3回の予約チャンスが用意されています。

①2か月前抽選
来場日の約3か月前から2か月前まで応募できる抽選。

来場日2か月前に当選結果が発表されます。

②7日前抽選
来場日の1か月前頃から8日前まで応募できる直前抽選(結果は来場7日前に通知)。

③空き枠先着予約
抽選に外れた場合でもチャンス!

来場日の3日前深夜0時から前日9時まで先着順で残り枠の予約申込ができます。

これはいわゆるキャンセル枠や残余枠の先着取りです。

開始直後はアクセス集中するので、深夜の戦いに備えましょう(詳細は後述)。

(+当日登録)
事前には埋まらなかった枠や当日分について、当日会場に入場後に予約できる仕組みもあります。

これは会場入場後10分経過してから利用可能となり、当日分の空きがあればその場で予約できます。

当日朝に予約が取れなくても、諦めずに会場で「当日登録」を試す価値があります。

4.予約当日の入場・観覧

事前に予約・抽選に当選したパビリオンは、指定された時間帯に各パビリオン受付へ行きます。

予約した時間帯になったらスムーズに案内開始となるので、遅れないよう時間厳守で向かいましょう(遅れるとキャンセル扱いになる可能性があります)。

予約不要のパビリオンも含め、当日は公式アプリのマップや案内表示を確認しながら動くと便利です。

以上が全体の流れです。

少し複雑に感じるかもしれませんが、要は「チケットを買って日付予約」「最大3回(+当日)チャンスでパビリオン予約」と覚えておけばOKです。

下表に主要な予約スケジュールをまとめました。

予約チャンス 申込期間 結果発表・予約確定 特徴・活用法
2か月前抽選 来場日の3か月前~2か月前前日
(23:59まで)
来場日の2か月前 計画派におすすめ。
【早めに確実に押さえたい人向け】
倍率高め
7日前抽選 来場日の1か月前~8日前
(23:59まで)
来場日の7日前 直前のチャンス。
【2か月前に外れた場合の再挑戦向け】
空き枠先着予約 来場日の3日前 0:00 ~
前日 9:00まで
申込と同時(先着確定) キャンセル待ち枠を先着ゲット。
【深夜0時スタート】
アクセス集中に注意
当日登録 来場当日 会場入場後
(入場10分後から受付)
申込と同時(先着確定) 当日枠を現地で取得。
【事前予約なしでも当日チャンス】

※万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors(EXPOウォレット)」を使えば、これら抽選申込・先着予約・当日登録すべてスマホで手続き可能です。

抽選結果は当選すると登録メールやアプリ通知で届きます。

上記フローを押さえておけば、「いつまでに何をすればいいか」が明確になります。

【完全予約制】事前予約必須のパビリオン一覧

まずは「完全予約制」のパビリオンについてです。

これは文字通り「予約がないと絶対に入れない」タイプのパビリオンを指します。

主に非常に人気が高いことが予想されるパビリオンや、参加型・体験型で入場者数を制限してクオリティを保ちたい展示で採用されています。

完全予約制パビリオンとは?その理由と特徴

完全予約制の特徴を整理すると以下の通りです。

予約必須

事前に公式サイトや公式アプリで予約していないと入場できません

当日行っても、その場での飛び込み入場は不可です。

事前予約枠のみ

基本的に全ての入場枠が事前予約用に割り当てられており、当日飛び入り枠は設けられていません。

予約が満席になれば、キャンセルが出ない限り入場は不可能です。

人気・体験型パビリオンに多い

例えば日本館、注目度の高い海外パビリオン(主要国の館など)、大手企業が出展するシグネチャーパビリオン(万博テーマに沿った特別展示館)などにこの方式が採られる傾向があります。

入場者数のコントロール

あえて予約制にすることで一度に入れる人数を絞り、展示内容や体験の質を維持しています。

ゆっくり体験して欲しい意図があるため、例えば上映シアター形式やガイドツアー形式の館で導入されています。

「どうしてもここに行きたい!」というパビリオンが完全予約制である場合、とにかく早めに予約枠を確保することが重要です。

抽選予約の場合も締切前に忘れず申し込み、先着予約開始時刻にはスタンバイするなど、計画的な行動が求められます。

《完全予約制の海外パビリオン》(抽選 or 先着予約が必要)

万博会場には多数の国がパビリオンを出展していますが、人気の高い海外パビリオンは完全予約制が多くなっています。

【完全予約制】主要海外パビリオン一覧と予約方式

パビリオン名 2か月前抽選 7日前抽選
アメリカ舘 ×
アラブ首長国連邦(UAE)館
イタリア館 ×
英国館 ×
オーストラリア館
オランダ館
カナダ館
クウェート館 ×
セルビア館
タイ館
大韓民国(韓国)館
ハンガリー館
ポーランド館
ポーランド館 ショパンコンサート
国際赤十字・赤新月館
国連館

上記は2025年4月19日時点の主な例です。

(参考:2か月前抽選・7日前抽選 予約対象パビリオンについて)

これらの海外パビリオンは、いずれも人気が予想され、事前に抽選予約への申し込みが必要です。

多くは2か月前抽選と7日前抽選の両方で応募機会が用意されています。

公式情報を常に確認して、正確に予約することが大切です。

《完全予約制の日本・企業パビリオン》(抽選 or 先着予約が必要)

日本国内の企業や団体が出展するパビリオン、および日本がテーマ別に展開するパビリオンにも完全予約制のものが多く存在します。

これらは最新技術の体験や人気コンテンツとのコラボ展示が多く、非常に混雑が予想されるためです。

【完全予約制】主要日本・企業パビリオン一覧と予約方式

パビリオン名 2か月前抽選 7日前抽選
ウーマンズパビリオン
日本館 3エリア観覧
日本館 バイオガスプラント見学ツアー
大阪ヘルスケアパビリオン リボーン体験+人生ゲームREBORN in 2050
大阪ヘルスケアパビリオン モンスターハンターブリッジ
関西パビリオン
関西パビリオン 飲食付(有料)/ハイチェア ×
NTTパビリオン
電力舘 可能性のタマゴたち
未来社会ショーケース「未来都市」 参加型シアター入場付き
未来社会ショーケース「未来都市」 参加型シアター入場なし
未来社会ショーケース 空飛ぶクルマステーション ×
住友館
住友館 植林体験イベント
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」
三菱未来館
よしもとパビリオン ×
PASONA NATUREVERSE
BLUE OCEAN DOME
TECH WORLD
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
ガスパビリオン おばけワンダーランド XRゴーグル利用
ガスパビリオン おばけワンダーランド スマートデバイス ×
飯田グループ×大阪公立大学館

上記は2025年4月19日時点の主な例です。

(参考:2か月前抽選・7日前抽選 予約対象パビリオンについて)

実際には他にも多数の企業パビリオンがあるため、詳細は必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

上記のように、日本関連のパビリオンでも事前抽選/予約が必要なものが多い状況です。

例えば「ガンダムパビリオン」のように人気IPとコラボした館や、最新技術を体験できる館(NTTやTECH系)、参加型のアトラクション要素がある館(ヘルスケア館での体験プログラム等)は特に高い競争率が予想されています。

完全予約制パビリオンに入るには事前予約が絶対条件です。

行きたいパビリオンがこのカテゴリに入っているか事前に確認し、抽選申し込みの期限や予約開始日時を見逃さないようにしましょう。

特に2回の抽選スケジュール(2か月前/7日前)は要チェックです。

次の章では、この予約抽選をどう攻略するか、具体的なテクニックを紹介します。

【抽選予約制】抽選方式のパビリオンと当選対策

前章で紹介した完全予約制パビリオンの多くは、予約枠の決定方法として「抽選」を採用しています。

これをここでは「抽選予約制パビリオン」と呼びましょう。

誰でも予約申込みはできるけれど、希望者が多い場合は抽選で当選した人だけが予約確定となるタイプです。

これは人気パビリオンで一般的な方式で、まさに運試しの要素があります。

抽選予約制パビリオンの特徴

申込自由・当選必須

抽選への予約申し込み自体はExpoIDを持っていれば誰でも可能です。

しかし抽選に当選しないと実際の予約は取れません。「応募=入場確約」ではない点に注意が必要です。

抽選チャンスは通常2回

多くのパビリオンでは、前述の2か月前抽選と7日前抽選の2回チャンスがあります。

1回目で外れても、2回目で当たる可能性があります。つまり諦めず両方応募することが大切です。

誰にでもチャンス

完全先着制と違い、申し込んだ人の中から公平にランダム抽選されるため、極端に言えばどんな人にも当選の可能性があります。

大量の人が申し込む人気館では倍率も高いですが、一発逆転のチャンスとも言えます。

グループ申込は一蓮托生

家族や友人グループで一緒に入りたい場合、代表者がまとめて抽選に申込むことができます(最大14名分まで)。

まとめて申し込んだ場合、当選も落選も全員同じ結果になります。

「一人だけ当たって他は外れる」ということは起こらないので、全員で入りたいならグループ申し込みが有効です。

抽選は運次第な面がありますが、できる対策はすべて打って当選確率を少しでも上げるのが大事です。

ここからは抽選予約の当選率アップに役立つポイントを紹介します。

当選対策① 抽選申込の基本テクニック

希望枠は第5希望までフルに入れる

抽選申込では各パビリオンごとに第1〜第5希望まで時間帯等を選べる場合があります(パビリオンにより異なる)。

可能な限り第5希望まで埋めましょう

当選は最大1枠のみですが、候補を複数出すことでヒットする可能性が高まります。

例えば第1希望に土曜昼の枠、第2希望以降に比較的空きそうな平日夕方など、時間帯を分散して応募するのも手です。

競争率の低そうな時間帯・日程を狙う

抽選とはいえ、応募者数が少なければ当選率は上がります。

平日や雨天が予想される日、朝一番や夜遅めの時間帯は人気が集中しにくい傾向があります。

もし予定を融通できるなら、あえてそうした「穴場時間」を希望枠に入れることで当選しやすくなるかもしれません。

また、2か月前抽選より7日前抽選の方が直前計画組が多いため倍率が上がるとの見方もありますが、人気館ではどちらも高倍率なので両方とも申し込み必須です。

複数の券種・日程でチャレンジ

もし通期パスや複数日のチケットを持っている場合、日程ごとに抽選応募が可能です。

一人1日につき当選は1枠ですが、例えば通期パス所持者は別の日程で別のパビリオンに当選することもできます(来場日が異なればそれぞれ予約可能)。

ただし、当選したパビリオンの観覧日を含む入場予約を変更すると無効になる点は注意してください。

グループ応募と分散応募の使い分け

グループ全員で当たれば一緒に入場できますが、その分ハズレると全員アウトです。

一方、個別に申し込めば誰か一人でも当たれば…という考えもあります。

しかし1人だけ当たっても全員では入れないジレンマがあります。

どうしても全員で入りたい場合はグループ申込、最悪分かれてでも良いから誰かしら入りたい場合はあえて分散して応募という手もありえます。

ただしチケットを代表者に集約せず個々に持つ必要があるなど手間が大きいので、基本はグループ応募で良いでしょう。

抽選結果通知を見逃さない

当選した場合、登録メールアドレスや公式アプリに結果通知が届きます。

当選したら速やかにマイチケット上で観覧QRコード(予約確定証)を取得しましょう。

ハズレた場合も通知が来ますが、落ち込む暇はありません。

次の抽選や先着枠に即切り替えて準備です。

当選対策② 二次抽選・先着枠へのリカバリー

2か月前抽選に外れても諦めない

もし最初の2か月前抽選ですべて外れてしまっても、まだ7日前抽選が残っています

初回に応募したパビリオンはそのまま7日前抽選にも再エントリー可能です。

応募期間(来場日の8日前まで)に忘れず申し込みましょう。

「一度外れたら終わり」ではなく、二段構えでチャンスがあるのは救いです。

7日前抽選にも外れたら先着予約

抽選運に見放されても、来場3日前深夜からの空き枠先着予約という最後の手段があります。

ここではキャンセル分や未予約分がリアルタイムで奪い合いになります。

開始時間の深夜0時にはアクセスが集中し、初日はサーバーダウンするほどでした。

コツとしては、事前にExpoIDでログインを済ませ、同行者のチケットも「まとめて予約」に登録しておくこと。

0時ジャストにリロードし、サイトが繋がったら第1希望〜第5希望まで一気に登録します。

先着なのに第5希望まで選べる画面が出て戸惑うこともあるようですが、空いている枠に当たれば即確保できます。

競争は激しいですが、運よく残っていれば勝ち取れる可能性があります。

当日朝以降のキャンセル枠もチェック

前日までに取れなくても、当日朝~開場後にもキャンセルによる空きが随時発生します。

これについては後述する「当日&直前予約の裏ワザ」で詳しく説明しますが、公式アプリの通知機能を使ってチャンスを逃さないようにしましょう。

抽選予約制パビリオンでは、2回の抽選をフル活用しつつ、少しでも当選確率を上げる工夫をすることが肝心です。

時間帯選びやグループ申込の戦略を工夫し、抽選には必ず応募しましょう。

「運任せ」とはいえ、応募しなければ0%ですが応募すれば可能性はあります

そして抽選に外れてもまだ終わりではありません。

先着予約や当日キャンセル枠という最後のチャンスまで粘ることで、「どうしても見たい!」を現実に引き寄せましょう。

【予約なし】自由入場&整理券パビリオン

万博のすべてのパビリオンが予約必須というわけではありません。

むしろ数でいえば、予約不要で自由に入れるパビリオンが一番多いのです。

この章では予約不要で楽しめるパビリオンの特徴と、混雑時の整理券システムについて解説します。

予約なしで入れるパビリオンの魅力

予約なし(自由入場型)のパビリオンは、「予約手続きが面倒…」「当日の気分でフラッと立ち寄りたい」という来場者に嬉しい存在です。

特徴をまとめると以下のようになります。

誰でも行きたいときに並べる

文字通り事前予約不要で、当日現地で行列に並べば入場可能です。

思い立ったときに好きなパビリオンを見に行ける自由度があります。

自分のペースで回れる

予約時間に縛られないため、会場内を自分のペースで散策できます。

他の展示やイベントを見ながら、空いてそうなところにフラッと入ることも可能です。

待ち時間は混雑状況次第

人気パビリオンの場合、予約不要でも長蛇の列ができることがあります。

特に週末や祝日など来場者が多い日は、入場までに1〜2時間待ちも覚悟した方が良いでしょう。

展示中心の館に多い

映像上映や展示物の鑑賞が中心で、回転率が高めのパビリオンによく見られる方式です。

例えば巨大スクリーンで順次上映を繰り返すタイプや、自由見学型の展示ブースなどが該当します。

予約不要パビリオンの良いところは、とにかく気軽であることです。

事前準備なしで楽しめるので、抽選に外れた場合でも「じゃあ代わりに○○館に行ってみよう」という柔軟なプラン変更ができます。

また、会場限定のイベントやステージ、グルメブースなども予約不要で楽しめるものが多く、予約制と組み合わせてうまくスケジュールを組めば一日中万博を満喫できます。

しかし注意点もあります。

人気館は行列が長くなりがちなので、「予約不要=待ち時間ゼロ」では決してありません。

そして混雑がピークに達した場合、突然「整理券」対応に切り替わることがあるのです。

要注意!混雑時の「整理券」配布について

「予約不要って聞いていたパビリオンに行ったら、『整理券がないと入れません』と言われた!」というケースが実際に起こり得ます。

これは当日の混雑があまりにもひどい場合に、安全確保や運営上やむを得ず入場制限を行う措置です。

整理券に関する情報をまとめると以下のような感じです。

突然の入場制限

朝は自由入場だったのに、予想を超える行列ができた場合などにスタッフの判断で整理券配布による人数制限が始まります。

事前告知なく当日その場で決まるため、「さあ並ぼう」と思ったら「整理券は配布終了しました」の貼り紙が…ということもあり得ます。

時間指定の券を配布

整理券は多くの場合「○時~○時に再来してください」という時間指定入場券の形で配られます。

例えば「13:00~13:30入場分」の券をもらったら、その時間帯に戻ってくれば優先的に入場できます。まるでファストパスのようなイメージです。

早い者勝ち・無くなり次第終了

整理券は当日の朝から必要に応じて配布され、定員数に達したら配布終了です。

その日の入場希望者は全員整理券を持っている状態になるため、持っていない人は基本的に入れません。

整理券への対応策

これはもう行ってみないと分からない部分もありますが、対策としては「朝イチで動く」ことが挙げられます。

もし「絶対に見たい予約不要パビリオン」があるなら、開場直後など早めの時間に現地に行き、スタッフにその日の整理券配布状況を確認するのが確実です。

整理券を配っていればすぐ受け取り、指定された時間に再訪しましょう。

配っていなければそのまま並べばOKです。

特に連休や混雑日は朝の段階で配布が始まる可能性が高いので注意してください。

整理券制になった場合、予約不要パビリオンと言えど結果的に「その場での即時予約」のような形になります。

公式アプリ上では扱われないため、現地での情報収集が鍵です。

万博協会も公式サイトで「当日の会場情報」を毎日更新しており、そこに予約なしで入場可能なパビリオンの一覧や混雑状況が掲載されます。

来場前にチェックしつつ、現地ではスタッフの案内にも耳を傾けましょう。

大阪万博のパビリオン当日&直前予約の裏ワザ

ここからは万博当日や直前になってからでも使えるテクニックを伝授します。

予約戦略の仕上げとして、「キャンセル枠通知の活用方法」と「SNS(X・Twitter)でリアルタイム情報を集める方法」の2つの裏ワザを重点的に紹介します。

どちらも実用性抜群なので、いざという時に役立ててください。

キャンセル枠通知を活用する具体的な方法

キャンセル枠とは、他の来場者が予約していたパビリオンをキャンセルした際に生じる空き枠のことです。

これを狙えば、前日・当日に予約が取れる可能性があります。

万博公式アプリには一部パビリオンで「空き通知」機能があり、キャンセル発生時に知らせてくれる仕組みも用意されています。

以下、キャンセル枠をモノにする手順とコツです。

公式アプリでお気に入り登録

万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」をスマホにインストールし、自分の行きたいパビリオンを事前に「お気に入り」登録しておきましょう。

お気に入りに追加したパビリオンは、抽選結果の確認や当日予約状況を素早くチェックできます。

通知設定をオン

アプリの設定でプッシュ通知をオンにし、「空き枠通知」を受け取れるようにします。

対応するパビリオンでキャンセルによる空きが出た場合、スマホに通知が飛んできます。

通知が来たらすぐアプリを開いて該当パビリオンを予約しましょう。

人気枠は一瞬で埋まるのでスピード勝負です。

前日~当日の朝が狙い目

キャンセルは来場前日に発生しやすい傾向があります。

特に前日夜~当日朝にかけて「翌日の予約だけど行けなくなった」という人がキャンセル処理することが多いため、その時間帯は要チェックです。

実際に来場前日の午前9時以降(空き枠先着予約の受付終了後)から当日朝にかけて、予約サイトにはキャンセル分の空き枠がリアルタイム更新されます。

通知がなくても、朝イチにアプリでお気に入りパビリオンの空き状況をリロードしてみるのも効果的です。

会場でのキャンセル待ち登録

どうしても予約が取れない場合、現地パビリオン前でキャンセル待ち登録を受け付けているケースがあります。

例えば、あるユーザー報告では「パビリオン入口にキャンセル待ち案内があり、QRコードを読み込んでメール登録すると、空きが出た際に案内メールが届いて入場できた」とのこと。

すべての館で実施しているわけではないと思われますが、どうしても入りたい館が当日予約満席の場合はダメ元でスタッフに尋ねてみると良いでしょう。

特定の時間に来てくださいと言われるか、上記のようなメール登録の案内があるかもしれません。

キャンセル枠狙いは、まさに執念と迅速さがカギです。

「通知が来たら即予約」、「朝起きたら即アプリチェック」くらいの意気込みで挑みましょう。

お気に入り機能&通知は裏技的な使い方ですが、かなり有効です。

当日会場に入った後も、こまめにアプリをチェックすればチャンスが巡ってくるかもしれません。

SNS(X・Twitter)を使ったリアルタイム情報の収集方法

万博の混雑状況や突発的な整理券配布情報など、リアルタイム情報を得るにはSNSの活用が有効です。

特にX(旧Twitter)には、来場者が現地から投稿する最新の声が集まります。

ハッシュタグ検索

「#大阪万博」「#万博パビリオン」「#○○館(パビリオン名)」などのハッシュタグで検索してみましょう。

例えば「#大阪万博 整理券」「#○○館 キャンセル待ち」等で調べると、他の来場者が投稿した当日の状況が見つかることがあります。

「〇〇館は○時に整理券配布終了してた!」とか「△△館、今並べば30分待ちくらい」など、生の情報が役立ちます。

現地実況アカウントの活用

万博好きの有志やメディアが、会場の混雑状況を随時投稿している場合があります。

例えば「○○(パビリオン名)現在待ち時間○分」「××館は今フリー入場可能」など、逐一レポートしてくれるアカウントも。

公式ではありませんが、SNS上の口コミ情報は貴重です。

公式情報との照らし合わせ

公式アプリには待ち時間の一覧表示機能が現状ありません。

そのため、予約不要ブースの混雑度や整理券情報は場内の案内表示やスタッフの案内、そしてSNSで補完すると良いでしょう。

公式Twitterアカウントや万博協会の発信も合わせてチェックし、嘘やデマに惑わされないよう複数の情報源を参照するのがおすすめです。

SNSを見ることで、「今どのパビリオンが穴場か」「どのエリアが混んでいるか」などをリアルタイムで把握できます。

ただし、夢中でスマホを見過ぎて自分の予約時間を逃さないように注意しましょう。本末転倒にならない範囲で活用してください。

大阪万博のパビリオン予約に関するよくある質問(FAQ)

最後に、万博のパビリオン予約に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめます。

疑問点をここで解消して、万博当日に備えましょう。

Q1. パビリオンやイベントは、事前に予約しておかないと入れないのでしょうか?

A1. 事前予約がなくても入場できます

予約が必要なのは全体の一部のパビリオン・イベントのみで、多くのパビリオンには当日枠が十分用意されています

確実に観覧したい特定のパビリオンがある場合は予約がおすすめですが、予約なしでも当日観覧登録(当日予約)を行えば入場可能です。

また、予約不要で並べば入れるパビリオンも多数あります。

要するに、「予約必須の館」以外は当日でも大丈夫なので安心してください。

Q2. 家族やグループで一緒にパビリオン予約抽選に申し込みたいです。可能ですか?

A2. はい、可能です。代表者1名の万博IDで最大14名までまとめて抽選申し込みできます。

応募の際に他のメンバーのチケットID(10桁)を登録すればOKです。

まとめて申し込んだ場合、当選結果は全員共通です(誰か1人だけ当たって他は落選、ということはありません)。

家族全員で同じ回に入りたい場合はグループ申込をしましょう。ただし14名を超える大人数の場合は分割して申し込む必要があります。

Q3. 1日にいくつのパビリオンを予約できますか?

A3. 各抽選につき1枠まで当選可能です。

2か月前抽選で1つ、7日前抽選で1つ、と最大で2つの事前予約枠が取れる可能性があります。

さらに当日朝の空き枠先着予約や当日登録を活用すれば追加で予約枠を確保することも可能です。

ただし、同じ時間帯に複数の予約は入れられないのでご注意ください。

また、1回の抽選応募で最大5つの希望を出せますが、当選するのはその中から1パビリオンのみです。

Q4. パビリオン予約の抽選に当たったけれど、入場日時を変更したい場合どうなりますか?

A4. 来場日自体を変更すると、当選していたパビリオン予約は無効になります

例えば「8月1日来場」で日本館に当選していたのに、来場日を8月2日に変更すると日本館の予約は取り消されてしまいます。

日時変更は同じ日の中で時間帯やゲートを変える程度に留めましょう。

日付を変える場合は抽選やり直しになります。

どうしても都合が悪くなった場合は、速やかに予約をキャンセルして他の方にキャンセル枠を開放してあげてください。

Q5. 予約に料金はかかりますか?

A5. いいえ、パビリオン予約・抽選への参加自体は無料です。

万博の入場チケットを持っていれば追加料金なしで抽選応募や当日予約ができます。

ただし、パビリオンによってはショップでの商品購入や有料プログラムが別途ある場合もありますが、入場予約そのものに費用は発生しません。安心して申し込みましょう。

Q6. 公式の万博アプリは使った方がいいですか?

A6. ぜひ活用してください

公式アプリ「EXPO 2025 Visitors(EXPOウォレット)」ではパビリオンの抽選申込や当日予約、マイチケット管理、会場マップ確認などができます。

予約の当落通知もアプリに届くので便利です。特に当日の空き枠予約や当日登録はスマホからの操作が必要になるため、スムーズに万博を楽しむには公式アプリが必須と言えます。

事前にインストールし、ExpoIDでログインして準備しておきましょう。

Q7. 予約したパビリオンの時間に遅れたらどうなりますか?

A7. 基本的に予約時間に遅れないように行動してください

多少の遅れであれば係員の裁量で入れてもらえる可能性もありますが、大幅に遅刻すると予約は無効扱いとなる可能性が高いです。

次の回の最後尾に回されるか、最悪入場を断られることもあり得ます。どうしても間に合わないと分かった時点で、キャンセル手続きを行いましょう(直前キャンセルでもシステムに空きが反映されます)。

時間厳守で動けば問題ありません。

Q8. 小さな子どももパビリオン予約が必要ですか?

A8. 3歳以下の幼児は入場無料かつ予約不要です。

ただし保護者とはぐれず一緒に入場する必要があります。

抽選申し込みの際も、3歳以下用の無料券のみでは応募できません。

必ず大人のチケットに紐づけて手続きしてください。

実際の入場時は、保護者が当選・予約していれば幼児も同伴入場可能です(膝の上で鑑賞する等の場合が多い)。

ベビーカーでの入場可否や託児サービスなどは各パビリオンや会場の案内に従ってください。

大阪万博のパビリオン予約で失敗しないためのチェックリスト

万博パビリオン予約のポイントを網羅してきました。

最後に、予約で失敗しないためのチェックリストを掲載します。

出発前に最終確認して、不安を解消しましょう。

✅ 万博IDの登録・チケット購入
ExpoIDを取得し、入場チケットを購入済みか確認。【基本中の基本】

✅ 来場日の日時予約
購入したチケットに紐づけて、来場日と入場時間帯の予約を完了。【入場予約必須】

✅ 予約必須パビリオンの確認
自分が行きたいパビリオンが予約必要(完全予約制)かどうか事前に把握。【要チェック!】

✅ 抽選申込のスケジュール
行きたい館があれば2か月前/7日前どちらの抽選に対応しているか確認し、両方忘れずエントリー。【チャンスは2回】

✅ 希望枠の戦略設定
抽選応募時は第1〜第5希望まで選択し、時間帯や日程の戦略も考慮。【当選率アップ策】

✅ グループ申込 or 個別申込
家族・友人と一緒に入りたい場合はまとめて申込を設定。【全員同じ結果になる】

✅ 抽選結果の確認
抽選発表日にメールやアプリで結果を確認。当選したら速やかに予約確定(QRコード取得)し、スケジュールにメモ。【見逃し厳禁】

✅ 抽選ハズレ時の準備
落選しても落ち込まない!7日前抽選や空き枠先着に向けて切り替え。先着予約開始(来場3日前0時)に向けて深夜待機の準備。【PC・スマホを事前ログイン】

✅ 公式アプリ導入
EXPO2025公式アプリをインストールし、ログイン済みかつ通知ONに設定。【当日の武器になります】

✅ お気に入り登録
当日狙いたいパビリオンをお気に入りに入れてキャンセル空き通知を待機。【裏ワザ効果大】

✅ 当日朝の最終確認
出発前に公式サイトの当日会場情報をチェック。予約なしで入れる館や混雑予報を把握。

✅ スマホ・バッテリー準備
当日はスマホが命綱。充電満タン+予備バッテリー持参推奨。QRチケット提示や通知受信に必須です。

✅ 現地での柔軟対応
予定通り行かなくても慌てない。整理券配布の有無をスタッフに確認、SNSで情報収集し代替プランを考えるなど、状況に応じて行動。

✅ 予約時間厳守
予約したパビリオンの入場時間に遅れないよう、10分前行動を心がける。万一のキャンセルも迅速に。

チェックリストを参考に準備万端整えれば、きっと万博当日もうまく立ち回れるはずです。

事前計画当日の臨機応変さが、万博を120%楽しむコツと言えるでしょう。

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まとめ~大阪万博のパビリオン予約で120%楽しもう!~

この記事では、大阪・関西万博のパビリオン予約について、予約が必要なパビリオンの種類、予約方法、抽選のコツ、そして当日・直前で使える裏ワザまで詳しく解説しました。

事前予約が必須の人気パビリオンから、自由入場できるパビリオン、さらにはキャンセル枠を狙う方法まで網羅しています。

重要なのは、ExpoIDの取得、チケット登録、来場日時の予約、そして抽選申し込みを確実にこなすこと。

さらに、当日は公式アプリとSNSを駆使し、柔軟に動くことが成功のカギです。

しっかり準備して、万博当日を存分に楽しんでください!

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